総量規制とは
【「総量規制」とは】
2010年6月18日に施行された「改正貸金業法」に関連して「総量規制」も注目されるようになりました。
「総量規制」とは、消費者が借入を繰り返して返済不能に陥り、生活が破綻するのを防ぐためのしくみです。
その大きな特徴は、消費者が金融機関に借入を申し込むとき、原則として年収等の3分の1を超える利用ができなくなったことです。
また、現時点で3分の1を超えて借入をしている場合は、新たな借入はできなくなり、返済に専念する必要がでてきます。
貸付の契約には「個人向け貸付」「個人向け保証」「法人向け貸付」「法人向け保証」の4種類がありますが、そのうちの「個人向け貸付」が対象になります。
この「個人向け貸付」とは、個人がプライベートで借入をすることであり、個人事業主が事業資金として借入をする場合は対象外になります。
「総量規制」の由来についてはあまり知られていませんが、これは1990年3月に、当時の「大蔵省」から金融機関に対して行われた行政指導のことです。
不動産向け融資の伸び率を総貸出の伸び率以下に抑えて、行き過ぎた不動産価格の高騰を鎮静化することが狙いでした。
これにより、「バブル崩壊」が現実のものとなるなど経済への影響は大きく、1991年12月に解除されています。